パティシエのお仕事とは?
みなさん、スイーツは好きですか?
見ているだけでうっとりと幸せな気持ちになるスイーツ。
それを作りだしているのがパティシエです。
お菓子作りが好きな人やスイーツを食べるのが好きな人が一度はなりたいと思うパティシエについて紹介します。
パティシエの仕事とは?
パティシエの仕事は「お菓子を作る」ことです。
お菓子といっても洋菓子を指す場合が多いです。
パティシエの仕事場は洋菓子店、ホテル、企業などがあります。
洋菓子店で働く場合
洋菓子店では生地作りからスイーツとして完成するまでを1人または数人で分担して行います。
スイーツが完成するまでのどの工程を担当するかまたは全部の工程を担当するのかは洋菓子店ごとに異なります。
店によっては接客まで担当することもあります。
また洋菓子店の多くは午前中に営業を始めます。
だからその開店までにスイーツを作り上げるために朝早くに出勤しなければならないこともあります。
ホテルで働く場合
ホテルでは結婚式で出されるウェディングケーキやビュッフェなどに出されるスイーツを作ります。
ホテルで作るスイーツは基本的に大人数に提供します。
だから同じものを素早く・大量に作らなければなりません。
企業で働く場合
企業で働く場合の多くはメーカーの工場で働くことになります。
工場ではたくさんのスイーツを作るため、作業が分担されていることが多いです。
そのため1つの作業を繰り返しすることになります。
パティシエになるには?
パティシエになるには次の3つの方法があります。
- 専門学校に行く
- 洋菓子店に弟子入りする
- 昼間は洋菓子店で働き、夜間に学校に通う。
専門学校に行く
最近は製菓学校などの専門学校に通ってスイーツの基本的な作り方や食品衛生などを学んだあとに洋菓子店などに就職するのが主流になっています。
また一部の人は製菓学校を卒業した後にフランスに留学して有名なパティシエに弟子入りします。
海外で弟子入りしたり、お菓子作りについてさらに学ぼうとしたりするには語学力が必要になります。製菓学校にいる間に留学で必要になる語学を勉強しておくと、スムーズに留学ができます。
洋菓子店に弟子入りする
これは製菓学校に通わずに自分が好きな洋菓子店や有名なパティシエがいる洋菓子店に弟子入りして作り方を習うという方法です。
専門学校を卒業せずに洋菓子店で働くので、調理に関する基本的な知識を身に着けていないとみなされます。だから最初は店内の掃除や接客の仕事が多く、いつスイーツ作りを担当できるか分からない場合も多いです。
さらに自分が担当する工程に関する技術しか習得できない場合もあるため、独学によって知識を身に着ける努力が必要になります。
昼間は洋菓子店で働き、夜間に学校に通う
学校に通うお金を工面するために昼間は洋菓子店で働き夜間の製菓学校に通って勉強する方法です。
また社会人をある程度経験した後にパティシエになりたい人が夜間学校に通う場合もあります。
学校で身に着けた技術をすぐに実践に応用できるので即戦力として活躍できるでしょう。
しかし洋菓子店で働きだした頃は慣れない環境でうまく適応するための精神力、働いた後に学校に通うための体力が必要になるでしょう。
パティシエは体力勝負の仕事
重い小麦粉を運んだり、泡だて器でかき混ぜたりとパティシエの仕事には体力を要する業務がたくさんあります。
また仕事を始めたばかりのころは先輩や上司に怒られることもあり、精神力が試される場面もたくさんあるでしょう。
大変なこともありますが、スイーツが完成するときの喜び、お客様が笑顔になった時の喜びはパティシエだからこそ感じるものがあります。
パティシエになりたい方は自分の目指すパティシエになるためにがんばりましょう。